ブルネイ・ダルサラームの2016年Q1における携帯電話契約数を公開、契約数は過去最多に

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ブルネイ・ダルサラームの政府機関で電気通信事業を管轄するAuthority for Info-communications Technology Industry (AITI)は2016年第1四半期末時点における携帯電話契約数を公開した。

携帯電話契約数は498,682件に達し、過去最多を記録している。

ブルネイ・ダルサラームでは2012年末時点の集計で記録した469,740件をピークに2013年末時点は468,814件、2014年末時点は452,054件と携帯電話契約数の減少が続いたが、2015年末時点では463,384件に回復傾向となっていた。

ポストペイド契約とプリペイド契約の比率も公開されており、ポストペイド契約は81,736件で約16.4%、プリペイド契約は416,946件で約83.6%となり、依然としてプリペイド契約の比率が圧倒的に高い状況にある。

なお、ポストペイド契約は初めて8万件を超え、プリペイド契約は初めて40万件を超えた。

ブルネイ・ダルサラームの政府機関であるDepartment of Economic Planning and Developmentは2015年末におけるブルネイ・ダルサラームの人口を417,200人と推定しており、2016年第1四半期末における携帯電話の人口普及率はおおよその数値となるが約119.5%に達する。

携帯電話の普及率は2006年末時点で82.7%、2007年末時点で99.0%、2008年末時点で106.4%、2009年末時点で108.6%、2010年末時点で112.6%、2011年末時点で112.7%、2012年末時点で117.5%、2013年末時点で115.4%、2014年末時点で111.3%、2015年末時点で111.4%と推移している。

また、2016年第1四半期末時点でモバイルインターネットの人口普及率は約107%で、携帯電話からの利用が約102%と圧倒的で、残りの5%がUSBモデム型端末などデータ通信専用端末からの利用となる。

ブルネイ・ダルサラームにおける携帯電話事業者はDatastream Technologyの子会社であるDST Communications (KOMUNIKASI DST)とDarussalam Assetsの子会社であるProgresif Cellularの2社である。

AITI