タイのdtacが4G LTEサービスで1.8GHz帯を20MHz幅に拡張、下り最大150Mbpsに
- 2016年07月16日
- 海外携帯電話
タイの移動体通信事業者でdtacブランドを展開するTotal Access CommunicationはLTEサービスで利用している1.8GHz帯(Band 3)の帯域幅を拡張した。
GSMサービスで利用していた周波数をLTEサービスに転用し、LTEサービスでは1.8GHz帯の20MHz幅を利用可能としている。
Total Access Communicationは2016年2月にLTEサービスで利用している1.8GHz帯を20MHz幅に拡張する計画を公開し、その後にタイの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission (NBTC)は1.8GHz帯をすべてLTEサービスに転用することを承認していた。
まずはバンコクでLTEサービスで利用している1.8GHz帯の帯域幅拡張を開始しており、高トラヒックエリアにおける通信品質を向上する狙いがある。
これにより、1.8GHz帯では通信速度が下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsに高速化する。
なお、2.1GHz帯(Band 1)でもLTEサービスを提供しているが、2.1GHz帯は帯域幅が5MHz幅となる。
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