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韓国のSK Telecomが5G標準化に向けて屋外でミリ波のハンドオーバー試験に成功



韓国の移動体通信事業者であるSK Telecomは第5世代移動通信システム(5G)の標準化に向けて、屋外環境において5Gでの活用が期待されるミリ波を用いたハンドオーバーの試験に成功したことを発表した。

ミリ波は周波数が30~300GHz、波長が1~10mmの電波で、Extremely High Frequency (EHF)とも呼ばれる。

SK Telecomは韓国のSamsung Electronicsと協力しており、28GHz帯を利用してハンドオーバーの性能検証を完了したという。

性能検証では高解像度なストリーミングサービスおよびビデオ通話のデモンストレーションを実施し、Gbpsクラスの高速な通信速度を維持したとのことである。

これまでにSK TelecomとSamsung Electronicsは複数回にわたってミリ波を用いた試験を実施しており、両社は継続的に5Gの商用化に向けて協力している。

SK Telecomはミリ波を用いたハンドオーバーの試験に成功したことで5Gの商用化に近づいたとアピールしており、Samsung Electronicsは5G関連の分野で蓄積した技術を一日でも早く消費者が体験できるよう最善を尽くすとコメントしている。

SK Telecom

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