中国移動が3D MIMOを商用化、まずは上海から
- 2016年11月10日
- 海外携帯電話
中国のChina Mobile (中国移動)傘下で上海における移動体通信事業を管轄するShanghai Mobile (上海移動)および研究開発機関のChina Mobile Research Institute (中国移動研究院:CMRI)は3D MIMOを商用化したことを発表した。
3D MIMOはMassive MIMOと同様の技術を指しており、大量のアンテナ素子と高度な空間多重技術により、ネットワーク性能を引き上げて人口過密地を中心に快適な通信環境の提供を実現する。
中国のHuawei Technologies (華為技術)と協力して3D MIMOを商用化しており、3D MIMOに対応した最初の基地局を上海で運用を開始したとのことである。
3D MIMOは第5世代移動通信システム(5G)の要素技術のひとつとしても注目されている技術で、Shanghai MobileはLTEネットワークにおいて5Gで期待される要素技術を適用するためにHuawei Technologiesと緊密に協力を続けるとしている。
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