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シンガポールのSingtelは減収減益に、SingtelとOptusの携帯電話加入数も公開



シンガポールのSingapore Telecommunications (Singtel)は2016年第3四半期の決算発表資料を公開した。

収益は40億8,600万シンガポールドル(約3,081億1,209万円)となり、前年同期の41億8,400万シンガポールドル(約3,155億196万円)から2.3%の減収となった。

EBITDAは12億3,300万シンガポールドル(約929億7,656万円)で、前年同期の12億9,000万シンガポールドル(約972億7,474万円)から4.4%の減少である。

EBITDAマージンは30.2%で、前年同期の30.8%から低下した。

純利益は9億7,200万シンガポールドル(約732億9,539万円)となり、前年同期の10億3,000万シンガポールドル(約776億6,898万円)から5.6%の減益となった。

シンガポールにおける移動体通信事業の収益は5億2,000万シンガポールドル(約392億1,152万円)で、前年同期の5億3,100万シンガポールドル(約400億4,010万円)、前四半期の5億2,500万シンガポールドル(約395億8,856万円)から減収としている。

音声通話サービスによる収益は減少傾向にあるが、データ通信による収益は増加傾向にあるとしている。

加入数はポストペイド契約が234万件で前四半期から11,000件の増加、プリペイド契約が177万件で前四半期から400件の増加、加入数の合計は411万件である。

すべての加入数のうち4Gとして提供しているLTEサービスの加入数は248万7,000件となり、前四半期から89,000件の増加、加入率は60.51%となる。

豪州における移動体通信事業の収益は9億2,100万豪ドル(約747億5,444万円)となり、前年同期の9億7,200万豪ドル(約788億9,393万円)からは減収となったが、前四半期の9億1,400万豪ドル(約741億8,627万円)からは増収としている。

加入数は音声のポストペイド契約が477万件で前四半期から84,000件の増加、音声のプリペイド契約が364万件で前四半期から21,000件の減少、データ通信契約が101万件で前四半期から13,000件の増加、加入数の合計は942万件である。

なお、シンガポールにおける移動体通信事業は全額出資子会社のSingtel Mobile Singaporeを通じて、豪州における移動体通信事業は全額出資子会社のSingtel Optusを通じて手掛けている。

Singtel

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