China BaoliとCoolpadが合弁会社Baoli Yota Technologiesを設立、事実上のYotaPhone 3を開発へ

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香港特別行政区のChina Baoli Technologies Holdings (中国宝力科技控股)と中国のCoolpad Group (酷派集団)は合弁会社を設立したと発表した。

中華圏向けにデュアルディスプレイを搭載したスマートフォンを研究、開発、製造、流通、販売するために、合弁会社を設立したと説明している。

なお、中華圏には中国、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾が含まれている。

China Baoli Technologies HoldingsとCoolpad Groupはそれぞれ全額出資子会社を通じて合弁会社を設立しており、China Baoli Technologies Holdingsは香港特別行政区のAllied Jumbo Investments (悅眺投資)を通じて、Coolpad Groupは中国のYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen) (宇龍計算機通信科技(深圳))を通じて出資する。

合弁会社は中国の広東省深圳市で設立しており、社名はBaoli Yota Technologies (Shenzhen) (宝力優特科技(深圳))となる。

Baoli Yota Technologies (Shenzhen)の登録資本金は200,000,000人民元で、Allied Jumbo Investmentsが102,000,000人民元を出資、Yulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)が98,000,000人民元を出資しており、出資比率はAllied Jumbo Investmentsが51%、残りの49%がYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)である。

China Baoli Technologies Holdingsはケイマン諸島で設立されたYotaの第2の株主であり、Yotaの株式を全額出資子会社を通じて取得時に7年間にわたり中華圏でYotaPhoneシリーズの独占的な販売やYota Devicesが保有する知的財産を独占的に使用する権利も得た。

なお、キプロスのYota DevicesはYotaの全額出資子会社となっている。

合弁会社のBaoli Yota Technologies (Shenzhen)はYotaまたはYota Devicesが直接的に資本参加しているわけではないが、社名にはYotaの名称を入れており、設立目的からも事実上のYotaPhone 3を開発する方針であることが分かる。

Coolpad Group