コモロでTelma Comoresが携帯電話サービスを開始、Comores Telecomの独占が終了
- 2016年12月13日
- 海外携帯電話
マダガスカルのTelecom Malagasy (Telma)傘下でコモロの移動体通信事業者であるTelcoが2016年12月9日にコモロで携帯電話サービスを開始した。
携帯電話サービスのプランはプリペイドのみを用意しており、携帯電話サービスの開始に合わせて4Gとして高速なLTEサービスも導入している。
これまでコモロではサービスブランドをComores Telecomとして展開するSociete Nationale des Telecommunications des Comoresが携帯電話市場を独占していたが、Telcoが新規参入を果たしたことでSociete Nationale des Telecommunications des Comoresの独占は終了した。
Telcoは中国のHuawei Technologies (華為技術)と共同でネットワークを構築し、Huawei Technologiesの通信設備を採用している。
携帯電話サービスの開始時点で50局の基地局を設置しており、人口カバー率は60%に達したという。
Telcoは現地雇用を推進しており、従業員のうち90%がコモロ国籍者で、役職者を含む残りの10%がTelecom Malagasyから出向するマダガスカルなど多国籍な人材とのことである。
なお、Telcoの本社はコモロの首都・モロニのオアシスに設置しており、ブランド名はTelma Comoresとして展開する。
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