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豪州で2017年に売れ残りの700MHz帯の周波数オークションを実施へ



豪州の政府機関で電気通信分野などを管轄するAustralian Communications and Media Authority (ACMA)は売れ残りの700MHz帯を2017年に実施する周波数オークションで割り当てることを明らかにした。

700MHz帯の周波数オークションは2013年に実施しており、TelstraとSingtel Optus傘下のOptus Mobileが落札した。

対象の周波数はAPT700 FDDとも呼ばれるFDD-LTE方式の700MHz帯(Band 28)に該当し、703.0~748.0 MHzおよび758.0~803.0 MHzを対象として周波数オークションが行われた。

703.0~713.0 MHzおよび758.0~768.0 MHzの10MHz幅*2はOptus Mobileが落札し、713.0~733.0 MHzおよび768.0~788.0 MHzの20MHz幅*2はTelstraが落札したが、733.0~748.0 MHzおよび788.0~803.0 MHzの15MHz幅*2は売れ残った。

2017年に実施する周波数オークションでは売れ残った15MHz幅*2を割り当てる計画である。

なお、700MHz帯の周波数オークションに関する規定では、1社が20MHz幅*2を2ブロック以上は取得できないとしており、700MHz帯の規定に限定するとTelstraおよびOptus Mobileはともに2017年に実施する700MHz帯の周波数オークションに参加できる。

しかし、1GHz未満の低い周波数のうち、移動体通信に割り当てられた周波数の52%をTelstraが保有する状況にあり、1社のみですでに50%を上回るため、Australian Communications and Media Authorityは2017年に開催する700MHz帯の周波数オークションからTelstraを除外することで決定している。

ACMA

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