インドの携帯電話加入数は10億7800万件に、Jioがシェアを伸ばす

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インドの政府機関であるTelecom Regulatory Authority of India (TRAI)はインドにおける2016年10月末時点の携帯電話サービスの加入数を公表した。

アーバンエリアでは前月末の約6億380万件から増加して約6億2,177万件に、ルーラルエリアでは前月末の約4億4,594万件から増加して約4億5,666万件となった。

合計では約10億7,842万件に達しており、前月末の約10億4,974万件から増加した。

携帯電話事業者別のシェアも公開されており、1位がBharti Airtel Limitedで約24.32%、2位がVodafone India Limitedで約18.72%、3位がIdea Cellular Limitedで約17.17%、4位がBharat Sanchar Nigam Limited (BSNL)で約8.80%、5位がAircel Limitedで約8.38%、6位がReliance Communications Ltdで約7.99%、7位がTata Teleservices Limited (TTSL)で約5.17%、8位がTelenor (India) Communications Private Limitedで約4.94%、9位がReliance Jio Infocomm Limitedで約3.30%、10位がSistema Shyam TeleServices Limited (SSTL)で約0.60%、11位がMahanagar Telephone Nigam Limited (MTNL)で約0.34%、12位がQuadrant Televentures Ltdで約0.28%である。

Bharti Airtel Limitedは最大手の地位を維持しており、インドでは20%超のシェアを保有する唯一の携帯電話事業者である。

12社の携帯電話事業者が犇めくインドで、上位3社の携帯電話事業者のみそれぞれ15%以上を保有し、上位3社だけで合計は約60.21%に達する。

一方で、下位3社の携帯電話事業者はいずれも1%未満であり、下位3社を合計しても約1.22%に留まる。

シェアの変動は前月末と比べて12社のうちReliance Jio Infocomm Limitedを除いた11社が1%未満の変動と大きな動きはないが、Reliance Jio Infocomm Limitedは約1.52%から約3.30%と大幅に伸ばした。

また、12社のうち国営企業がBharat Sanchar Nigam LimitedとMahanagar Telephone Nigam Limitedの2社で約9.14%、民間企業が10社で約90.86%となっている。

TRAI