豪州の携帯電話小売チェーンAllphonesが経営破綻

豪州の携帯電話小売チェーンであるAllphones Retailは経営破綻したことが豪州メディアの報道で分かった。

Allphones Retailは経営再建に失敗して任意管理の手続きを開始したという。

豪州では最大の独立系の携帯電話小売チェーンであり、これまで豪州全土で84店舗を展開し、440人を雇用していた。

事業形態は84店舗のうち25店舗が直営店で、7店舗がフランチャイズ契約、52店舗がライセンス契約である。

しかし、財務状況の悪化から2017年2月6日に18店舗を閉鎖しており、69人の従業員を解雇したと伝えられている。

閉鎖した店舗の事業形態など詳細は不明であるが、ビクトリア州では19人を雇用する5店舗を閉鎖、ニューサウスウェールズ州では9人を雇用する2店舗を閉鎖したという。

Allphones Retailは移動体通信事業者の代理店としても機能していたが、ターンアラウンド戦略による財務状況の改善に失敗し、支払不能の状態に陥った。

会計事務所のPPB ADVISORYを管財人に指名し、任意管理の手続きを進める。

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