Sony Ericsson Xperia NX SO-02DがFCC通過!!

Tweet

NTT docomo向けのSony Ericsson製W-CDMA/GSM端末「AAD-3880136-BV」が2012年1月12日付けでFCCを通過した。
FCCIDはPY7A3880136。
AAD-3880136-BVは下記の周波数でFCCを通過している。
826.4～846.6 MHz：W-CDMA 850(V) MHz
824.2～848.8 MHz：GSM 850 MHz
1850.2～1909.8 MHz：GSM 1900 MHz
2402.0～2480.0 MHz：Bluetooth
2412.0～2462.0 MHz：Wireless LAN
モバイルネットワークはW-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで通過している。
FCCの資料にはW-CDMA 2100(I)/1700(IX)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応すると記載されている。
Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。
無線LANはIEEE 802.11 b/g/nに対応している。
IEEE 802.11 nは2.4GHz帯のみに対応しており、5.xGHz帯には非対応となっている。
ANT+やGPSにも対応すると記載されている。
AAD-3880136-BVはSO-02DのType Numberである。
SO-02Dはdocomo NEXT series Xperia NX SO-02Dとして発表されている。
Xperia NXは海外向けに発表されたXperia SのNTT docomo向け端末である。
海外向けのXperia SはLT26aが存在せずLT26iのみとなっており、FOMAプラスエリアであるW-CDMA 800(VI) MHzに非対応なのでSO-02Dとは異なるハードウェアである。
SO-01BやSO-01CやSO-03CやSO-01DはそれぞれX10aやLT15aやST18aやR800aと同一ハードウェアだったのでW-CDMA 1900(II) MHzにも対応していたが、SO-02DはLT26iと異なるハードウェアなのでW-CDMA 1900(II) MHzには対応しない。
W-CDMA 1900(II) MHzには非対応となるが、新たにW-CDMA 1700(IX)/800(XIX) MHzに対応している。
NTT docomoが提供しているW-CDMA方式のエリアでは、全ての周波数帯で使用可能となる。
また、Xperia SがSONYブランドになるのに対して、Xperia NXはSony Ericssonブランドのままとなる。
対応周波数等が異なるものの、基本的なスペックは殆ど同じである。
OSはAndroid 2.3.7 Gingerbread Versionを採用している。
チップセットはQualcomm MSM8260 Snapdragonを搭載する。
CPUはデュアルコアで動作周波数が1.5GHzとなっている。
ディスプレイは約4.3インチHD(720*1280)TFT液晶である。
Reality Displayと呼ばれるディスプレイで、Mobile BRAVIA Engineも搭載する。
カメラはリアに約1210万画素裏面照射型CMOSイメージセンサ、フロントに約130万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアカメラは1080p(1920*1080)動画の撮影が可能で、フロントカメラは720pHD(1280*720)動画の撮影が可能である。
RAMの容量は1GBで、ROMの容量は32GBとなっている。
microSD/microSDHCスロットは搭載していないが、標準セットに同梱されるmicroSDリーダライタケーブルを用いて使用可能だ。
電池パックはリチウムイオン電池で、電池容量は1700mAhである。
2012年2月に発売される予定である。
FCCではラベルが公開されている。
SO-02DのType NumberがAAD-3880136なので、Xperia acro HD SO-03DのType NumberはAAD-3880132-BVとなりそうである。


・FCC (Sony Ericsson AAD-3880136-BV/SO-02D)
https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=412075&fcc_id=’PY7A3880136′