HUAWEI Sonic U8650NFC-1 レビュー (NFC篇)

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AppComing様からHUAWEI(ファーウェイ)製の「HUAWEI Sonic U8650NFC-1 (以下、U8650NFC)」を借りたので、数回に渡ってレビューしていこうと思う。
U8650NFCの大きな特徴と言えば、やはりNFCに対応していることだろう。
NFCとは近距離無線通信のことで、Near Field Communicationの略である。
今回はU8650NFCのNFCを使った機能の一部をレビューしてみたい。
NFCチップは端末本体や電池パックやリアカバー等と端末によって搭載されている部分が異なっている。
U8650NFCの場合は、リアカバーにNFCチップを搭載する。
リアカバーには本体との接続端子も備えている。

NFCの設定はワイヤレスとネットワークの設定の項目にある。
チェックを入れようとしてもエラーが発生する事象が稀に見られるが、その時は端末を再起動させることで解決することが多い。

NFC settingsを選ぶと、Card emulation functionの項目もある。
Card emulation functionにチェックを入れるには特定の移動体通信事業者のSIMカードを挿入する必要があるようで今回は試せなかった。

U8650NFCにはタグというアプリがプリインストールされている。
タグ作成等はこのアプリで行うことが可能だ。

新しいタグを追加と表示されている部分をタップすると、タグの作成が可能である。
タグは連絡先/URL/テキストから選べる。

ブラウザ等を起動して、共有を選択するとマイタグが選択肢に現れる場合もある。
マイタグが共有のアプリとして選択可能であれば、NFC経由でデータの共有が可能となる。

NFC対応端末間でタグを共有するためには、設定項目でNFCを有効にした後にマイタグを共有にチェックを入れる必要がある。

マイタグにチェックを入れると、ステータスバーにタグのアイコンが表される。
この状態でNFC経由でのデータ共有が可能となる。

タグが複数ある場合は、アクティブタグをタップして共有したいタグを選択する。

今回は、連絡先を共有してみることにした。
端末はU8650NFCとSamsung GALAXY Nexusを用いた。
NFC経由でデータを共有する様子を動画で記録しておいたので見てもらいたい。

NFCを使用して端末間でデータを共有する場合は、両方の端末がNFCに対応している必要があるので注意が必要だ。
手軽で簡単に行えるデータ共有の方法なので、連絡先の交換等にも活用することが出来るだろう。
マーケットではNFCを利用してIC乗車券の情報を読み取れるアプリも公開されていたりする。
今後は、NFCに対応した端末が増えると思うので、NFC関連の使い道が更に広がると信じている。
日本では早期にFeliCaとNFCの両方に対応した端末が投入されることを願いたい。
・HUAWEI Sonic – Huawei Device Co., Ltd..
http://www.huaweidevice.com/worldwide/productFeatures.do?pinfoId=3107&directoryId=6001&treeId=3745&tab=0