KDDIがドローン基地局を開発、災害時に上空からのエリア構築で期待
- 2017年02月25日
- 海外携帯電話
KDDIは小型の携帯電話基地局を搭載した無人航空機型基地局(ドローン基地局)を開発したと発表した。
無人航空機基地局は災害時に携帯電話サービスの利用が困難なエリアの一時的な復旧を目的としており、2017年3月以降に日本国内では初めて全国10ヶ所の保守拠点に配備して実証を順次実施するという。
災害時に陸上や海上から携帯電話サービスの提供が困難な場合、上空から一時的な携帯電話サービスの提供が期待できるとしている。
また、携帯電話サービスの提供に加えて、被災地の様子を上空から撮影してリアルタイムで被災地外に映像を配信する機能も具備するとのことである。
上空における携帯電話基地局の実用化に向けて、実験試験局の免許を取得して災害発生を想定した実証実験を各地で実施する方針を示している。
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