クウェートのZainとVIVAが事業者間でVoLTEの高音質通話を提供開始
- 2017年03月02日
- 海外携帯電話
クウェートの移動体通信事業者であるMobile Telecommunications Company (MTC)と同じくクウェートの移動体通信事業者であるKuwait Telecom Company (KTC)は移動体通信事業者を跨いだVoLTE (Voice over LTE)による高音質通話を商用化すると発表した。
中国のHuawei Technologies (華為技術)が協力しており、2017年3月よりMobile Telecommunications CompanyとKuwait Telecom Companyの間でVoLTEによる高音質通話を商用化する計画である。
VoLTEはLTEネットワーク上で音声通話を実現する技術で、高音質な音声通話や高速な発着信などを実現するが、従来はこれらの恩恵を受けるためには発着信の両方がVoLTEを利用できる環境かつ同一の移動体通信事業者である必要があった。
異なる移動体通信事業者間でVoLTEによる高音質通話を商用化する事例は中東および北アフリカでは初めてとなる見通し。
なお、Mobile Telecommunications Companyはブランド名をZainとして展開しており、Kuwait Telecom CompanyはサウジアラビアのSaudi Telecom Company (STC)の子会社でブランド名をVIVAとして展開している。
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