フィリピンの携帯電話事業者Smartが中国のvivoと業務提携

フィリピンのPLDTの子会社で同国の移動体通信事業者であるSmart Communicationsは中国のvivo COMMUNICATION TECHNOLOGY (維沃通信科技)のフィリピン法人であるVivo Mobile Techと業務提携を締結した。

Smart CommunicationsとVivo Mobile Techの提携内容にはVivo Mobile TechがSmart CommunicationsのLTEサービスに対応したスマートフォンを供給することなどが含まれている。

業務提携の第1弾としてSmart Communicationsはフロントに約2000万画素カメラを搭載したvivo V5を近いうちに発売することが決まっている。

Smart CommunicationsはプリペイドサービスのSmart Prepaidでvivo V5を取り扱う予定で、SIMカードとセットで販売する見通し。

フィリピンではポストペイドサービスに比べてプリペイドサービスが圧倒的に多く、フィリピンで需要が高い自分撮り(Selfie)機能を強化したミッドレンジのスマートフォンをセットで販売することで、プリペイドサービスのラインナップを競合他社と差別化する狙いがある。

一方で、実店舗の拡充を狙うVivo Mobile TechとしてはSmart Communicationsがフィリピン全土に保有する販売網を活用できるため、販路を大幅に拡大できる。

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