タイのTOTが2.3GHz帯の借用申請を受け付け開始、dtacが提出
- 2017年03月28日
- 海外携帯電話
タイの移動体通信事業者であるTOTは2.3GHz帯の借用申請の受け付けを開始した。
TOTは4G向け周波数として2.3GHz帯の64MHz幅をTDDで保有しており、実際には64MHz幅のうち60MHz幅を4Gで利用できる。
TOTは2.3GHz帯における4Gの導入計画として一部の帯域幅を自社の携帯電話サービスで利用し、残りの帯域幅を提携先の企業に貸し出す案をタイの政府機関で電気通信分野を管轄するNational Broadcasting and Telecommunications Commission (以下、NBTC)に提出しており、NBTCよりその導入計画が承認された。
これまでより2.3GHz帯におけるTOTとの提携には複数の企業が関心を示しているが、タイの移動体通信事業者でdtacブランドを展開するTotal Access Communicationが借用申請を提出したという。
借用申請には導入技術の詳細やエリアの拡大計画など明確なロードマップを含む必要があるとされているが、Total Access Communicationの提案内容は明かされていない。
TOTに借用申請を提出した企業から審査を経て入札でTOTとの提携先を決定すると思われる。
なお、通信方式は提携先の企業に関わらずTD-LTE方式となる見通し。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。