NTTドコモと資本関係解消のTata Teleservicesが人員削減を実施
- 2017年05月04日
- 海外携帯電話
インドの移動体通信事業者であるTata Teleservices (TTSL)は人員削減を実施したことがインドメディアの報道で分かった。
インドでは携帯電話市場の競争が激化する中でTata Teleservicesは厳しい状況にあり、困難な時期を乗り越えるために500~600人規模の人員削減を実施したという。
人員削減の対象は複数のポジションで複数の勤務地にわたる模様である。
Tata Teleservicesは2017年1月末時点で携帯電話サービスの加入件数は12社中9位の約5,205万件となり、占有率は約4.51%にとどまる。
顧客流出が続いており、2017年1月は100万件を上回る大幅な純減を記録した。
2017年1月は12社中4社が純減を記録したが、4社のうちTata Teleservicesを除いた3社は撤退することが決まっている。
これらの状況からTata Teleservicesは極めて厳しい状況にあることが分かる。
なお、Tata TeleservicesにはNTT DOCOMOが資本参加していたが、資本関係を解消することで最終決定した。
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