ミャンマーの携帯電話事業者Telenor Myanmarが1.8GHz帯を取得、4G LTEで利用
- 2017年05月24日
- 海外携帯電話
ノルウェーのTelenorの全額出資子会社でミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者であるTelenor Myanmarはミャンマーの政府機関で電気通信分野を管轄する運輸・通信省(Ministry of Transport & Communications:MOTC)傘下の郵電局(Posts and Telecommunications Department:PTD)より1.8GHz帯の周波数の割り当てを受けたことを発表した。
Telenor Myanmarは1.8GHz帯の10MHz幅*2をライセンス料が8,000万米ドル(約89億円)、ライセンス期間が12年間の条件で取得した。
ライセンス料の40%に相当する3,200万米ドル(約36億円)をライセンス期間の1年目に支払い、ライセンス期間の2年目から4年目にかけて残りのライセンス料を分割で支払うことになる。
また、Telenor Myanmarを含めたすべての移動体通信事業者は先着順で1.8GHz帯の10MHz幅*2を追加で取得できるオプションを保有し、オプションの行使期間は1.8GHz帯の75MHz幅*2がすべて割り当てられるまで、さらに1.8GHz帯のライセンス期間の開始から3年間となる。
Telenor Myanmarは1.8GHz帯をFDD-LTE方式で利用する予定である。
これまで、19地区で2.1GHz帯の15MHz幅*2のうち5MHz幅*2をFDD-LTE方式で使用しているが、1.8GHz帯をFDD-LTE方式で使用することで、LTEサービスのエリア拡大や通信速度の高速化などが期待できる。
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