サムスン電子がミャンマー事業を本格化すると発表、ヤンゴンにプレミアムサービスセンターを開設
- 2017年07月09日
- 海外携帯電話
韓国のSamsung Electronicsはミャンマー(ビルマ)市場の積極的な攻略に乗り出すと発表した。
ミャンマーでは2016年に新政権が発足して本格的な改革開放政策に伴う急速な経済成長が見込まれるとし、Samsung Electronicsは大幅な経済成長が期待されるミャンマーの消費者のために同国における事業を本格化するという。
2017年6月末にはミャンマーの最大都市・ヤンゴンにプレミアムサービスセンターを開設しており、プレミアムサービスセンターは製品の体験、販売、サポートなどを提供する複合センターと位置付けている。
スマートフォンを含めた携帯電話の場合は1時間以内に修理を完了する特別なサービスを提供するなど、これまでミャンマーでは提供していなかったサービスも提供される。
21人以上の熟練のサービスエンジニアが常駐するため、最高のサービスを提供可能としている。
また、消費者が待機時間に退屈な思いをすることがないよう、スマートフォンやVR (仮想現実)などを楽しめるスペースを設ける。
ミャンマーにはグローバル企業が相次いで進出していることを考慮し、ミャンマーの公用語であるビルマ語に加えて、韓国語と英語で対応できる人員も配置し、外国人の消費者を想定した多言語サービスも提供するとのことである。
また、Samsung Electronicsはミャンマーの放送局であるMyanmar National TV (MNTV)を通じてミャンマー全土の高校生を対象としたSamsung Quiz Showを放送し、優勝チームには賞金10,000米ドル(約114万円)と韓国の大学への研修機会を与えるなど、ミャンマーにおける社会貢献活動と人材発掘活動を本格化することも明らかにしている。
なお、ミャンマーにおける事業はSamsung Electronicsのタイ法人であるThai Samsung Electronicsのミャンマー支店が管轄する。
ミャンマーは新政権が発足したが、改革や経済成長は思惑通りに進んでおらず、さらにロヒンギャ族の問題は非難されるべきと考えている。
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