OPPOが韓国への参入を検討するも難航、韓国メディアが明かす
- 2017年08月08日
- Android関連
中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)は韓国のスマートフォン市場への参入を検討していることが韓国メディアの報道で分かった。
Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsは韓国への参入を移動体通信事業者に打診しているが、移動体通信事業者との交渉が難航していると伝えられている。
韓国のスマートフォン市場は移動体通信事業者を通じた販売が大多数であり、自給制で販売すると販売チャネルが限定される場合や移動体通信事業者のサポートが限定的となる場合があるため、韓国では自給制での販売はあまり魅力的ではない。
そのため、韓国に参入するにあたり、まずは韓国の移動体通信事業者とスマートフォンの販売に関して交渉することになるが、Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsは交渉が難航しているという。
韓国ではHuawei Technologies (華為技術)のように移動体通信事業者が取り扱ったものの、あまりにも酷い結果に終わった中国メーカーがあるため、移動体通信事業者が中国メーカーのスマートフォンの取り扱いには慎重になっている可能性がある。
なお、Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsと交渉した移動体通信事業者については明らかにされていない。
それでも、中国のTCL Communication Technology Holdings (TCL通訊科技控股)は韓国の大手家電量販店のLotte Himartと提携して自給制でスマートフォンを販売することで合意しており、Lotte Himartを通じた自給制でのスマートフォンの販売は韓国への参入を狙うメーカーの戦略に変化をもたらす可能性もあるという。
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