ファーウェイがソフトバンクやWCPと共同でMassive MIMOの高度化の実証実験に成功
- 2017年09月30日
- SoftBank-HUAWEI
中国のHuawei Technologies (華為技術)はSoftBankおよびWireless City Planningと共同でMassive MIMOの高度化に向けた第2期実証実験に成功したと発表した。
これまで、Huawei TechnologiesはSoftBankおよびWireless City Planningと共同で、2016年9月より東京都内の人口密集地域において商用サービスと並行し、さらなる高度化に向けた大規模なMassive MIMOの実証実験を重ねてきたという。
また、SoftBankおよびWireless City Planningは2017年9月からはMIMO技術を高度化させたMassive MIMO 2.0、Distributed MIMO、MultiUser MIMO、UpLink MultiUser MIMO (UL MultiUser MIMO)を導入しており、Huawei Technologiesはこれらの技術の導入を後援したとのことである。
さらに共同でMassive MIMOの高度化に向けた実証実験を実施した結果、ビームフォーミングで28多重のレイヤ化に成功し、20MHz幅の帯域幅で1Gbpsに近い971Mbpsのセルスループットを達成したという。
なお、セルスループットは一基地局あたりの通信速度である。
実証実験の成果はHuawei Technologies、SoftBankおよびWireless City PlanningのMassive MIMOにおける共同イノベーションが新たなステージに到達したとアピールしている。
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