TinnoとSUGARが中国・深圳に新たな自社ビルを開設へ
- 2017年10月29日
- Android関連
中国のShenzhen Tinno Mobile Technology (深圳市天瓏移動技術)およびShenzhen Sugar Mobile Communication (深圳糖果通訊科技)は「天瓏糖果大厦」を開設することを明らかにした。
中国南部の広東省深圳市に天瓏糖果大厦を開設する計画で、Shenzhen Tinno Mobile TechnologyおよびShenzhen Sugar Mobile Communicationの新たな主要拠点となる予定である。
Shenzhen Tinno Mobile TechnologyはODM企業であり、フランスのWikoの親会社としても知られる。
Shenzhen Sugar Mobile CommunicationはShenzhen Tinno Mobile Technologyの子会社で、SUGARブランドのスマートフォンを展開している。
SUGARブランドのスマートフォンの発売当初は法国宝石手机品牌としてフランス発をアピールし、フランスや中国および香港特別行政区でスマートフォンを販売した。
フランスではマルセイユでSUGAR MOBILEを設立しており、登記上の本店所在地はWikoのそれと同一であることを確認できる。
ただ、フランスでは活動が事実上の停止状態にあり、SUGARブランドのスマートフォンは中国、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾で展開するにとどまる。
Shenzhen Sugar Mobile Communicationへの出資構造もフランスのSUGAR MOBILEではなく、Shenzhen Tinno Mobile Technologyが直接的に全額出資する子会社である。
中国、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾にはWikoが参入しておらず、SUGARブランドは中華圏におけるShenzhen Tinno Mobile Technologyの唯一の消費者向けブランドとなっている。
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