韓国のKTがサムスン電子製の5G端末で5Gサービス試演に成功
- 2017年10月28日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるKTは第5世代移動通信システム(5G)に対応したSamsung Electronics製のタブレットを利用して5Gサービス試演に成功したと発表した。
KTが主導して開発した平昌5G規格に準拠した5Gネットワークと5G端末を用いた5Gサービス試演で、KTは2018平昌冬季オリンピックの主要な会場で平昌5G規格に準拠した5Gネットワークを構築する計画である。
2018平昌冬季オリンピックの開幕までに平昌5G規格に関する試験を重ねており、その一環で平昌5G規格に準拠した5Gネットワークを通じて大容量の映像を伝送する5Gサービス試験に成功したという。
端末側に試験装置ではなくタブレットを利用して5Gサービス試演に成功した事例は初めてと主張している。
平昌5G規格に準拠した5Gに対応したタブレットはSamsung Electronicsが開発を担当し、一般的なタブレットの機能に加えて5Gによる高速なデータ通信に対応する。
タブレットは5G-4G (LTE)異種網連動機能(Multi-RAT Interworking)に対応しており、5GとLTEのエリアを往来しても円滑に高速なデータ通信を利用可能としている
KTとSamsung Electronicsは牛眠洞5G R&Dセンターと平昌5Gセンターで緊密に連携して試験を進め、世界が注目する2018平昌冬季オリンピックで世界中の人々が驚く多様な5Gサービスを披露すると意気込んでいる。
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