T-Mobile US向けSamsung Galaxy S8 ActiveはLTEの600MHz帯(B71)を利用可能
- 2017年11月09日
- Android関連
米国の移動体通信事業者であるT-Mobile USはSamsung Electronics製のスマートフォン「Samsung Galaxy S8 Active (SM-G982U)」を発売する。
T-Mobile US向けのSamsung Galaxy S8 ActiveはFDD-LTE方式の600MHz帯(Band 71)に対応した世界で2番目のスマートフォンとなる。
T-Mobile USは周波数オークションを通じて600MHz帯の確保に成功し、全米で31MHz幅の600MHz帯を保有している。
米国の政府機関である連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)は2017年6月14日付けでT-Mobile USに対して600MHz帯の利用権を正式に交付し、T-Mobile USは2017年8月より600MHz帯でLTEネットワークの構築を開始した。
600MHz帯でFDD-LTE方式を導入する事例はT-Mobile USが世界で初めてである。
FDD-LTE方式の600MHz帯はBand 71に該当するが、Band 71に対応したスマートフォンは少ない。
T-Mobil USは2017年中にLG ElectronicsとSamsung Electronicsから1機種ずつBand 71に対応したスマートフォンを調達すると表明しており、すでにLG ElectronicsからはBand 71に対応したLG V30を調達している。
Samsung Electronicsから調達するスマートフォンはSamsung Galaxy S8 Activeとなり、T-Mobile USが推進するBand 71を利用できる数少ないスマートフォンとなる。
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