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米Apple、iPhone SE2を2018年前半に発売か



米国のAppleはスマートフォン「Apple iPhone SE2」を2018年前半に発売する可能性が浮上した。

台湾メディアによるとAppleは2018年前半にApple iPhone SEの後継となるApple iPhone SEを発売する計画という。

Apple iPhone SEと同様にディスプレイのサイズは約4.0インチで、指紋認証のTouch IDにも引き続き対応すると伝えられている。

価格を抑えたスマートフォンで450米ドル(約50,000円)程度からとなり、インド、インドネシアやその他の東南アジア各国などを筆頭に新興国での販売を強化する模様である。

製造は台湾のWistron (緯創資通)が独占的に引き受けるが、Wistronの主要な中国の工場ではなく、インドのバンガロールに位置する工場で製造を行うという。

Wistronは傘下企業でインドのICT Service Management Solutions (India)を通じてバンガロールで工場を保有する。

ICT Service Management Solutions (India)はインドで唯一、iPhoneシリーズのスマートフォンを製造した実績があり、2017年5月よりApple iPhone SEの製造を開始した。

インド政府はMake In Indiaを政策に掲げてスマートフォンなどの国内製造を推進している。

Appleはインドにおけるスマートフォンの販売を強化するために、インド政府の政策に呼応する目的と販売価格を抑える目的でICT Service Management Solutions (India)の工場でApple iPhone SEの製造を開始した背景がある。

インドの携帯電話市場は加入件数で世界第二位の規模を誇るが、依然として手頃な価格のスマートフォンの需要が高く、Appleは新興国の中でもインドを特に重要視してApple iPhone SE2を投入する可能性が考えられる。

経済日報

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