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中国電信がKirin 970を搭載したHUAWEI Honor V10の取り扱いを開始



中国の移動体通信事業者であるChina Telecom (中国電信)傘下で小売事業を担うTianyi Telecom Terminals (天翼電信終端)はHuawei Technologies (華為技術)製のスマートフォン「HUAWEI Honor V10」の取り扱いを開始した。

OSにAndroid 8.0 Oreo Versionを採用したスマートフォンである。

独自ユーザインターフェースとしてEMUI 8.0を導入する。

チップセットは64bit対応のHUAWEI Kirin 970で、CPUはクアッドコアの2.36GHzとクアッドコアの1.8GHzで計オクタコアとなっている。

なお、HUAWEI Kirin 970はAI対応のチップセットとしており、Neural Network Processing Unit (NPU)と呼ばれるAI処理専用のユニットが統合されている。

ディスプレイは約5.99インチFHD+(1080*2160)IPS液晶を搭載し、画素密度は403ppiとなる。

アスペクト比が18:9の縦長ディスプレイを採用しており、フロントのディスプレイ占有率を高めている。

カメラはリアに約1600万画素裏面照射型CMOSイメージセンサと約2000万画素裏面照射型CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラ、フロントに約1300万画素裏面照射型CMOSイメージセンサを備える。

リアのデュアルカメラは約1600万画素裏面照射型CMOSイメージセンサがカラーセンサ、約2000万画素裏面照射型CMOSイメージセンサがモノクロセンサとなる。

通信方式はFDD-LTE 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/850(B5) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-sCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。

LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。

SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。

デュアルSIMデュアルVoLTE (双卡双VoLTE/DSDV)に対応するため、優先のSIMカードでFDD-LTE/TD-LTE方式を利用時に、第二のSIMカードはFDD-LTE/TD-LTE方式で同時待機が可能となる。

Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。

全網通高配版はシステムメモリの容量が6GBで内蔵ストレージの容量が64GB、全網通尊享版はシステムメモリの容量が6GBで内蔵ストレージの容量が128GBとなる。

外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。

電池パックは内蔵式で、容量は3750mAhとなっている。

充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用し、急速充電のHonor SuperChargeを利用できる。

フロントには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。

カラーバリエーションは沙灘金、極光藍、幻夜黒、魅麗紅の4色展開である。

Tianyi Telecom Terminalsによる販売価格は全網通高配版が3,199人民元(約55,000円)、全網通尊享版が3,699人民元(約63,000円)に設定されている。
honorv10
China Telecom

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