アンゴラ当局、第4の携帯電話事業者を募集開始
- 2018年01月06日
- 海外携帯電話
アンゴラの政府機関で電気通信分野などを管轄するInstituto Angolano das Comunicacoes (以下、INACOM)は第4の携帯電話事業者の募集を開始した。
これまでより、INACOMは第4の携帯電話事業者を迎え入れる方針を示していたが、正式に第4の携帯電話事業者を募集すると発表した。
第4の携帯電話事業者として新規参入するための申請書を公開しており、2018年1月8日から2018年2月27日まで申請書の提出を受け付ける。
アンゴラでは長らくUNITELとMovicel Telecomunicacoesの2社が携帯電話サービスを提供しているが、固定通信事業のみを手掛ける国有企業のAngola Telecom Groupが第3の携帯電話事業者として新規参入することが決まっている。
そのため、INACOMの募集に申請する企業が新規参入を果たす場合、第4の携帯電話事業者として新規参入することになる。
英国のVodafone Groupはアフリカの国々で事業規模を拡大しており、申請書を提出する企業として有力視されている。
なお、アンゴラでは携帯電話サービスの加入件数が1,100万件程度で、人口普及率は40%前後にとどまる。
アンゴラでは2017年9月下旬に38年にもわたる長期政権が終わりを迎え、新政権発足に伴い電気通信分野の改革など多分野で新たな政策を打ち出す見込み。
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