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バングラデシュの携帯電話事業者Banglalinkが4G LTEライセンスを取得



オランダに本社機能を置く英領バミューダ諸島のVEONは同社の子会社でバングラデシュの移動体通信事業者(MNO)であるBanglalink Digital Communicationsが第4世代移動通信システム(4G)のライセンスを取得したと発表した。

同時に2.1GHz帯と1.8GHz帯で追加の周波数を取得したことも明らかにしている。

バングラデシュの政府機関で電気通信分野を管轄するBangladesh Telecommunication Regulatory Commission (以下、BTRC)は2018年2月に2.1GHz帯、1.8GHz帯、900MHz帯の周波数オークションを実施し、BTRCは周波数オークションとは完全に独立かつ並行して4Gライセンスの申請も受け付けていた。

Banglalink Digital Communicationsは周波数オークションを通じて、2.1GHz帯の5MHz幅*2と1.8GHz帯の5.6MHz幅*2を3億860万米ドル(約332億1,851万円)で取得した。

3億860万米ドルのうち60%を落札確定日から30日以内に支払い、残りの40%は4年間にわたり分割で支払う。

4Gライセンスは120万米ドル(約1億2,917万円)で取得しており、4Gライセンスの費用も支払う必要がある。

ほかに、既存の1.8GHz帯と900MHz帯に関して新方式への転用が認められたが、それに係る必要として3,500万米ドル(約37億6,749万円)を支払う予定という。

VEONは子会社でエジプトのGlobal Telecom Holding (GTH)を通じてBanglalink Digital Communicationsを所有しており、VEONによるGlobal Telecom Holdingへの出資比率は57.7%、Banglalink Digital CommunicationsはGlobal Telecom Holdingの全額出資子会社であるため、VEONによるBanglalink Digital Communicationsへの出資比率は間接的に57.7%となる。

なお、VEONは旧社名がVimpelCom、Global Telecom Holdingは旧社名がOrascom Telecom Holding (OTH)である。

VEON

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