中国で事業を継続する超高級携帯電話Vertuについて寄稿
- 2018年02月24日
- ブログ
扶桑社が運営するオンラインメディア「ハーバービジネスオンライン」にVertuについて寄稿したので紹介する。
超高級携帯電話として世界的に有名なVertuブランド、英国のVertu Corporationが展開していたが、2017年半ばに経営破綻した。
筆者はVertu Corporationが展開する国と地域へ渡航時、実店舗のVertu Boutiqueを必ず訪問するほどVertu Corporationの動向は注視していただけに、経営の厳しさが増していたVertu Corporationの経営破綻は仕方ないと考える反面、個人的には極めて残念に感じた。
Vertu Corporationの経営破綻後には「今は亡きVertu」や「Vertuは終わった」、またはこれらに類似した表現が世界各地のメディアで見られたが、実はVertuブランド自体は生きている。
中国でVertuブランドが生きており、実際に中国を訪問してVertu Boutiqueで携帯電話の販売やサポートの提供など事業の継続を確認できた。
Vertuブランドの携帯電話は偽物も流通しており、特に中国、ベトナム、ロシアで偽物の流通量が多いが、記事で言及した中国で継続するVertuブランドは紛れもない本物である。
Vertu Corporationが経営破綻したにも関わらず、なぜ中国では事業を継続できているのか、その背景を解説した。
事業を継続するための取り組みや、中国で再建を狙う意図も聞けたので、併せて執筆している。
Vertu Corporationの経営破綻に関する記事は溢れているが、その後の中国での展開に言及した記事はほぼ皆無と思われるので、記事を通じて情報を共有できれば幸いである。
中国では複数の携帯電話メーカーが高級携帯電話やそれにインスパイアされた携帯電話を投入しているが、やはり高級素材を用いて職人が手作りした豪華な本体、統一感と高級感のある実店舗における特別な購入体験などを含めて、Vertuブランドの代わりにはなれていないと感じている。
再建の計画が成功する確証はないが、唯一無二のVertuブランドの再建に期待したい。
100万円超! 超高級携帯Vertu 中国で再起を狙う | ハーバービジネスオンライン
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