画面一体型指紋認証を搭載したPORSCHE DESIGN HUAWEI Mate RSを発表
- 2018年03月27日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)はFDD-LTE/TD-LTE/TD-SCDMA/W-CDMA/GSM端末「PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate RS」を発表した。
ドイツのPorsche Design Groupとコラボレーションしたハイスペックなスマートフォンである。
OSにはAndroid 8.1 Oreo Versionを採用する。
独自ユーザインターフェースとしてEMUI 8.1を導入している。
チップセットは64bit対応のHUAWEI Kirin 970となる。
CPUはクアッドコアの2.36GHzとクアッドコアの1.8GHzで計オクタコアとなっている。
なお、HUAWEI Kirin 970はAI対応のチップセットとしており、Neural Network Processing Unit (NPU)と呼ばれるAI処理専用のユニットが統合されている。
ディスプレイはHUAWEI FullView Displayと呼ばれる約6.0インチWQHD+(1440*2880)有機ELを搭載する。
画素密度は538ppiに達し、アスペクト比は18:9となる。
カメラはリアに約4000万画素CMOSイメージセンサ、約2000万画素CMOSイメージセンサ、約800万画素CMOSイメージセンサからなるトリプルカメラ、フロントに約2400万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアのトリプルカメラは約4000万画素CMOSイメージセンサがRGBセンサ、約2000万画素CMOSイメージセンサがモノクロセンサ、約800万画素CMOSイメージセンサが望遠レンズカメラとなる。
Huawei TechnologiesはドイツのLeica Cameraと長期技術提携を締結しており、カメラにはLeica Cameraの技術が導入されている。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4/B9)/900(B8)/850(B5)/ 800(B6/B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B17/B28) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2300(B40)/ 2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE DL Category 18、キャリアアグリゲーション(CA)を高度化した5コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(5CC CA)、256QAM、4×4 MIMOに対応し、通信速度は下り最大1.2Gbpsとなる。
なお、下り最大1.2Gbpsは3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)に加えて、すべての搬送波で256QAMおよび4×4 MIMOを適用して実現する。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。
デュアルSIMデュアルVoLTE (双卡双VoLTE/DSDV)に対応するため、優先のSIMカードでFDD-LTE/TD-LTE方式を利用時に、第二のSIMカードではFDD-LTE/TD-LTE方式でも同時待機が可能となる。
Bluetoothや無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応している。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は256GBまたは512GBである。
IP67に準拠した防水性能および防塵性能を備える。
電池パックは内蔵式で、容量は4000mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用し、無線充電も利用できる。
ディスプレイ一体型の指紋認証センサを搭載しているが、リアにも指紋認証センサを備えている。
カラーバリエーションはBlackとRedの2色展開である。
グローバルで販売することが決まっており、欧州における価格は内蔵ストレージの容量が256GBのモデルが1,695ユーロ(約222,000円)、512GBのモデルが2,095ユーロ(約274,000円)に設定されている。
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