AIカメラを搭載したHUAWEI Honor 10を発表、グラデーションカラーも用意
- 2018年04月19日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「HUAWEI Honor 10 (COL-AL10)」を発表した。
Honorブランドのハイスペックなスマートフォンである。
OSにはAndroid 8.1 Oreo Versionを採用する。
独自ユーザインターフェースとしてEMUI 8.1を導入している。
チップセットは64bit対応のHUAWEI Kirin 970となる。
CPUはクアッドコアの2.36GHzとクアッドコアの1.8GHzで計オクタコアとなっている。
なお、HUAWEI Kirin 970はAI対応のチップセットとしており、Neural Network Processing Unit (NPU)と呼ばれるAI処理専用のユニットが統合されている。
ディスプレイは約5.84インチFHD+(1080*2280)IPS液晶を搭載する。
画素密度は432ppiに達し、上部中央は切り欠きがある形状となる。
カメラはリアに約1600万画素裏面照射型CMOSイメージセンサと約2400万画素裏面照射型CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラ、フロントに約2400万画素裏面照射型CMOSイメージセンサを備える。
リアのデュアルカメラは約1600万画素CMOSイメージセンサがRGBセンサ、約2400万画素CMOSイメージセンサがモノクロセンサである。
人工知能(AI)を活用したAIカメラと称しており、AIで被写体を認識して最適な撮影モードを適用する。
通信方式はFDD-LTE 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/850(B5) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。
デュアルSIMデュアルVoLTE (双卡双VoLTE/DSDV)に対応するため、優先のSIMカードでFDD-LTE/TD-LTE方式を利用時に、第二のSIMカードではFDD-LTE/TD-LTE方式でも同時待機が可能となる。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応している。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は全網通 6GB+64GB版が64GB、全網通 6GB+128GB版が128GBである。
電池パックは内蔵式で、容量は3400mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
フロントには指紋認証センサを搭載する。
カラーバリエーションは幻影紫、幻影藍、幻夜黒、海鷗灰の4色展開である。
中国で販売することが決まっており、価格は全網通 6GB+64GB版が2,599人民元(約44,000円)、全網通 6GB+128GB版が2,999人民元(約51,000円)に設定されている。
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