タンザニアの携帯電話事業者HalotelとZantelの社長を逮捕

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タンザニアの検察当局は同国の移動体通信事業者(MNO)であるViettel TanzaniaおよびZanzibar Telecomの社長を含む幹部らを逮捕したことが外国メディアの報道で分かった。

タンザニアの検察当局は詐欺に対する取り締まりを進めており、その一環でViettel TanzaniaおよびZanzibar Telecomの社長などを逮捕したという。

Viettel Tanzaniaの社長はベトナム籍、Zanzibar Telecomの社長はエジプト籍で、この2名のほかに中国籍の2名とタンザニア籍の2名、合計で6名が逮捕された。

国際的な詐欺集団より押収したSIMカードにはViettel TanzaniaおよびZanzibar TelecomのSIMカードが大量に含まれていた模様で、タンザニアではSIMカードの販売時に実名登録を義務化しているが、Viettel TanzaniaおよびZanzibar Telecomは規定された方法で実名登録を実施せずにSIMカードを販売した疑惑がある。

逮捕された6名はいずれも容疑を否認しており、タンザニアの首都・ダルエスサラームにある拘置所に収容されているという。

Viettel TanzaniaはベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)が同社傘下で国際投資事業を担うViettel Global Investmentを通じて出資しており、ブランド名をHalotelとして2015年に移動体通信サービスの提供を開始した。

Zanzibar Telecomは2015年にアラブ首長国連邦(UAE)のEmirates Telecommunications Group CompanyよりルクセンブルクのMillicom International Cellular (MIC)が買収しており、ブランド名はZanzibar Telecomの略称としても知られるZantelとして展開している。

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