タイ最大手の携帯電話事業者AIS、1.8GHz帯の周波数オークションに不参加
- 2018年06月19日
- 海外携帯電話
タイのAdvanced Info Service (AIS)は同社および同社の子会社が1.8GHz帯の周波数オークションに参加しないことを決定したと発表した。
タイの政府機関で電気通信分野の規制を担う国家放送通信委員会(National Broadcasting Telecommunications Commission:NBTC)は2018年8月4日に1.8GHz帯の周波数オークションを実施すると発表していたが、Advanced Info Serviceは周波数オークションの参加に係る検討を重ねた結果、同社にとって条件が適切ではなく、不参加が最善の利益になると判断したという。
また、周波数オークションこそ不参加を決定したが、優れたネットワークの品質を実現し、優れた顧客体験を提供するために、ネットワークへの投資は継続する方針を示している。
引き続き周波数オークションの条件などの改訂に注視し、見直しがあれば改めて参加の検討は実施する予定とのことである。
タイではTrue Corporationおよびその子会社やdtacブランドを展開するTotal Access Communicationおよびその子会社も周波数オークションへの不参加を決めており、タイで展開する5の移動体通信事業者(MNO)のグループのうち、最大手のAdvanced Info Serviceのグループを含む3大グループが周波数オークションに参加しないことになる。
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