ロシアの携帯電話事業者Tele2 Russiaが4G LTEをウラジオストクに拡大
- 2018年07月19日
- 海外携帯電話
ロシアの移動体通信事業者(MNO)でTele2ブランドを展開するACOSは4Gとして提供するLTEサービスの提供エリアを沿海地方(プリモルスキー地方)で導入した。
2018年第2四半期に沿海地方でLTEサービスを正式に開始しており、沿海地方の首府・ウラジオストクなどをLTEサービスの提供エリアとしている。
ACOSはスウェーデンのEricssonより通信設備を調達し、LTEサービスを提供するため通信設備の交換作業を進めてきた。
沿海地方ではウラジオストクのみならず、ウラジオストク国際空港(VVO)があるアルチョームなど主要な都市はLTEネットワークが整備されている。
なお、LTEサービスの提供エリアに含まれるボリショイ・カーメニおよびフォーキノは閉鎖都市とも呼ばれる閉鎖行政区域に指定されており、渡航に制限があるため注意しておきたい。
ACOSの親会社であるT2 RTK HoldingはスウェーデンのTele2と資本関係はなく、ブランドライセンス提携に基づきTele2ブランドを展開している。
これまで、沿海地方ではMegaFon、Mobile TeleSystem (MTS)、BeelineブランドのVimpelComがLTEサービスを提供しており、ACOSのみがLTEサービスを開始していない状況であった。
ACOSが沿海地方でLTEサービスを開始したことで、ようやく沿海地方でもすべての移動体通信事業者のLTEサービスを利用できる。
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