サムスン電子が大規模な投資計画を発表、5Gで主導権目指す
- 2018年08月08日
- 海外携帯電話
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)は大規模な投資計画を発表した。
将来の持続的な成長と経済の活性化に向けて、雇用創出のために新規投資を拡大し、新成長産業を集中的に育成するという。
2018年から3年間にわたり、合計で180兆韓国ウォン(約17兆8,509億円)を投資する。
180兆韓国ウォンのうち大半が韓国国内での投資となり、韓国国内では130兆韓国ウォン(約12兆8,923億円)を投資する計画である。
京畿道平沢市の製造拠点を中心に韓国国内の製造拠点へ投資すると説明しており、縮小傾向にある韓国国内での製造を拡大すると思われる。
第四次産業革命の中心と期待される第5世代移動通信システム(5G)、AI (人工知能)、バイオ事業などに約25兆韓国ウォン(約2兆4,793億円)を投資し、未来の産業の競争力を向上させる方針という。
また、2018年から3年間にわたり、4万人を直接雇用する計画で、積極的な青年雇用創出に乗り出す。
5Gに関しては世界初の5Gの商用化の支援を目指しており、世界初の5Gの商用化を契機にチップセット、端末、通信設備など全分野で果敢な投資と技術革新を主導し、韓国のみならず日本や米国など世界での飛躍を目指す。
また、5Gは自律走行車、IoT、ロボット、スマートシティなど様々な新産業の発現にも寄与すると主張している。
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