基地局事業の中国鉄塔が株式上場、過去2年で世界最大規模のIPOに
- 2018年08月08日
- 海外携帯電話
中国のChina Tower (中国鉄塔)は2018年8月8日付けで香港交易所(香港証券取引所)に株式上場した。
銘柄コードは0788.HK。
公開価格は1株あたり1.26香港ドル(約17.82円)で、431億1,480万株を売り出した。
調達額は543億2,464万8,000香港ドル(約7,691億円)に達する。
公開価格は仮条件の下限となったが、過去2年間で世界的に最大規模の新規株式公開(IPO)となった。
China Towerは通信塔の共有など通信関連の国有資産の効率な管理を実現する目的で、中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Mobile Communication (中国移動通信:CMC)、China United Network Communications (中国聯合網絡通信:以下、China Unicom)、China Telecom (中国電信)によって設立された。
China TowerはChina Mobile Communication、China Unicom、China Telecomが保有する通信設備を取得しており、通信設備の管理や建設などを担う。
調達した資金は基地局の増設や第5世代移動通信システム(5G)への投資に活用する計画である。
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