モンゴルのMobiCom、指紋認証のみで手続き可能に
KDDIの連結子会社でモンゴルの移動体通信事業者(MNO)であるMobiComは契約手続きを簡素化し、指紋認証のみで本人確認の完了を可能にすると発表した。
MobiComの基幹システムとモンゴルの国民情報データベース(KHUR)を相互接続することで、モンゴルの移動体通信事業者としては初めてモンゴル政府と合意したという。
これにより、MobiComのモンゴル人の顧客は指紋認証のみで本人確認を完了し、IDカードを提示することなく100種類以上のMobiComが提供するサービスの契約や事務手続きを行える。
MobiComのショップやバックオフィスではIDカード情報の管理に必要な時間や管理システムの構築作業が不要となる。
なお、MobiCom CorporationはKDDIが30%、Sumitomo Corporation (住友商事)が34%、モンゴルのNewcomが36%を出資して設立し、モンゴルで初めて移動体通信サービスを商用化した企業である。
2016年3月にはKDDIが出資比率を引き上げて、MobiCom Corporationを連結子会社化した。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。