STREAM SoftBank 201HWでTD-LTE (AXGP)を試してみた
- 2012年10月13日
- SoftBank-HUAWEI
Android搭載スマートフォン新製品タッチ&トライ 2012 Autumn (STREAM SoftBank 201HW)に参加させていただき、SoftBank向けのHuawei Technologies製のスマートフォン「STREAM SoftBank 201HW (以下、201HW)」の実機を触った。
201HWの最大の特徴はSoftBank 4Gに対応していることである。
SoftBank 4GはWireless City PlanningのMVNOで、TD-LTEと互換性を有するAXGP方式で提供している。
尚、201HWの通信速度は理論値で下り最大76Mbps/上り最大10Mbpsとなっている。
今回は、201HWでTD-LTEを試してみたので、簡単にレビューを掲載しておく。
まずは、通信速度をSpeedtest.netで数回測定した。
通信速度は下りが10~30Mbps、上りが2~5Mbpsは安定して出た。
応答速度は60~100msとなっていた。
ユーザー数が少ないこともあるが、通信速度と応答速度は共に良い数値が出た。
ネットワークモードは4G LTE/3G/GSM, 4G LTE/3G, 3G/GSM, 3Gのみ, GSMのみの5種類から選択することが可能だ。
設定画面ではAXGPではなく4G LTEとなっているので、LTEやTD-LTEと呼んでしまって差し支えなさそうだ。
日本国内では4G LTEに該当するTD-LTEと3Gに該当するW-CDMAを使用しているので、日本国内で使用する分には4G LTE/3Gに設定しておけば良いだろう。
公式のスペック表を見たら分かるが、静止時の連続待受時間はW-CDMAで約400時間、TD-LTEで約178時間となっている。
そのため、TD-LTEがONの状態では連続待受時間が短くなると考えられるので、電池長く持たせるためには3Gのみに設定しておくと効果的である。
TD-LTEを切る設定が用意されているのは良心的と言えるだろう。
TD-LTE接続時の電波アイコンではLTEではなく4Gで、モバイルネットワークの種類はLTE:14となる。
もう、AXGPではなくTD-LTEと呼んでしまおう。
TD-LTEでの音声通話は非対応で、音声通話時はW-CDMA方式に落ちる。
着信時に電波アイコンが4Gから3Gになる様子を動画で撮影しておいたので、見ておいてもらいたい。
201HWにおいてTD-LTEは快適で、データのやり取りが速くてスムーズであった。
エリア面での不安は残るが、今後のエリア拡大に期待しておきたいところだ。
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