中国向けiPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XRの製造工場が判明

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Apple製のFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「A2100」「A2104」「A2108」が2018年9月12日付けで中国強制認証(China Compulsory Certification：CCCまたは3C)の認証を通過した。

中国強制認証では製造工場が公表されている。

A2100、A2104、A2108で製造工場が異なり、A2100の製造工場は中国のFutaihua Industry (Shenzhen) (富泰華工業(深圳))、A2104の製造工場はFutaihua Industry (Shenzhen)および中国のHong Fu Jin Precision Electronics (Zhengzhou) (鴻富錦精密電子(鄭州))、A2108の製造工場はHong Fu Jin Precision Electronics (Zhengzhou)およびProtek (Shanghai) (昌碩科技(上海))となっている。

A2100は中国向けのApple iPhone XS、A2104は中国向けのApple iPhone XS Max、A2108は中国向けのApple iPhone XRに該当する。

中国向けのApple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XRの製造工場が判明したことになる。

なお、Futaihua Industry (Shenzhen)およびHong Fu Jin Precision Electronics (Zhengzhou)は台湾のFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)傘下、Protek (Shanghai)は台湾のPegatron (和碩聯合科技)傘下である。

世界のほとんどの国と地域で販売するApple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XRはeSIMとNano SIM (4FF)のデュアルSIMに対応するが、中国向けのApple iPhone XSはNano SIM (4FF)のシングルSIM、中国向けのApple iPhone XS MaxおよびApple iPhone XRは2つのNano SIM (4FF)のデュアルSIMとなり、中国向けのApple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XRはいずれもeSIMに対応しない。

なお、A2104およびA2108は香港特別行政区およびマカオ特別行政区でも販売する。

CCC