中国電信、CDMA端末の入荷を終了へ
- 2018年09月25日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Telecom (中国電信)の子会社で携帯端末の小売事業を担うTianyi Telecom Terminals (天翼電信終端)はCDMA方式のみに対応した携帯端末の入荷を終了すると明らかにした。
China TelecomはLTE方式の普及とNR方式の導入に向けて投資を進める一方で、CDMA方式は終了も視野に入れており、すでにCDMA方式で利用していた周波数の一部はLTE方式に転用している。
Tianyi Telecom TerminalsはChina Telecomの要請に従い、2018年10月1日よりCDMA方式のみに対応した携帯端末の入荷を終了する。
2018年10月1日以降はCDMA方式のみに対応した携帯端末は在庫限りの販売となる。
China Telecomの加入件数は2018年8月末時点で加入件数は2億9,094万件となり、そのうちLTE契約は2億2,713万件、CDMA契約は6,381万件、比率にするとLTE契約が78.1、CDMA契約が21.9%となっている。
China TelecomのCDMA方式はChina United Telecommunications (中国聯合通信)より取得しており、China United Telecommunicationsの時代を含めると2002年1月より17年近くも提供している。
なお、China United Telecommunicationsは社名をChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)に変更した。
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