中国向けにCDMA非対応版のiPhone XSとなるA2099を投入へ
- 2018年10月20日
- Apple関連
Apple製のFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM端末「A2099」が2018年10月18日付けで中国工業和信息化部(Ministry of Industry and Information Technology:MIIT)の認証を通過した。
モバイルネットワークはFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM方式で認証を受けている。
A2099はApple iPhone XSの型番のひとつである。
中国工業和信息化部の認証を取得したため、中国向けのApple iPhone XSと分かる。
ただ、中国向けのApple iPhone XSとしてはA2100が2018年9月21日より販売されている。
A2100はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式の全網通に対応するが、A2099はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM方式に対応し、CDMA2000方式には非対応となっている。
すなわち、A2100は全網通版のApple iPhone XSで、A2099はCDMA2000方式に非対応版のApple iPhone XSとなる。
Appleの公式ウェブサイトにA2099は掲載されていないが、中国で発売後にA2099も追加されると思われる。
これまでにA2099はA1920やA2100と同一端末として連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過しており、A2099の存在自体は判明していた。
A2099は電気的にA1920やA2100と共通で、ソフトウェアの変更でCDMA2000方式を封印したと考えられる。
Apple iPhone XSの型番としてはカリブ海地域の米領を含む北米と香港特別行政区およびマカオ特別行政区向けのA1920、特定市場を除いた国際向けのA2097、日本向けのA2098、中国向けのA2100とA2099、合計で5つの型番が用意されることになる。
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