インドネシアのIndosat Ooredooが2018年Q3の業績を発表
- 2018年11月19日
- 海外携帯電話
カタールのOoredooは2018年第3四半期の業績を発表した。
Ooredooの子会社でインドネシアの移動体通信事業者(MNO)であるIndosatの業績が判明している。
2018年9月30日に終了した9ヶ月間の売上高は前年同期比29.5%減の43億4,760万カタールリヤル(約1,347億円)、EBITDAは前年同期比46.4%減の15億4,930万カタールリヤル(約480億円)となった。
前年同期比で減収減益を記録した。
設備投資は前年同期比74.2%増の11億7,090万カタールリヤル(約363億円)である。
2018年第3四半期末時点の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数はポストペイド契約が前年同期比28.7%増の1,492,286件、プリペイド契約が前年同期比34.6%減の62,644,166件、合計が前年同期比33.9%減の64,136,452件となった。
加入件数のうちポストペイド契約の比率は2.3%、プリペイド契約が97.7%である。
インドネシアではSIMカードの利用者登録を義務化し、未登録のSIMカードを無効化したため、プリペイド契約は前年同期比で大幅に減少した。
ポストペイド契約はSIMカードの利用者登録の義務化前より開通時にすべて実名登録を実施しており、未登録のSIMカードの無効化に伴う影響は受けていない。
カタールリヤル(QAR)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が前年同期比34.2%減の22.9カタールリヤル(約710円)、プリペイド契約が前年同期比7.5%減の4.9カタールリヤル(約152円)、総合が前年同期比5.4%減の5.3カタールリヤル(約164円)となった。
なお、Indosatはブランド名をIndosat Ooredooとして展開しており、Ooredooによる出資比率は65%となっている。
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