フィンランドのHMD global、本社をNokiaキャンパス外に移転
- 2018年11月06日
- 海外携帯電話
フィンランドのHMD globalは本社をフィンランドのエスポーにあるNokia Campus Espooの外に移転したことが分かった。
HMD globalが公式ウェブサイトなどで掲載している本社の所在地が変更された。
これまではフィンランドのNokiaが本社を置くNokia Campus EspooにHMD globalの本社も設置していた。
本社の移転後も引き続きエスポー市内に本社を置くが、移転後の所在地はNokia Campus Espooの外となり、移転前の所在地から3km強ほど東南東に移動した。
HMD globalが本社の所在地を移転した背景は分かっていない。
新旧の所在地は下記の通りである。
– 新所在地
Bertel Jungin aukio 9, 02600 Espoo, REPUBLIC OF FINLAND
– 旧所在地
Karaportti 2, 02610 Espoo, REPUBLIC OF FINLAND
HMD globalはグローバルでNokiaブランドを冠したスマートフォンなど携帯端末を展開する企業である。
Nokiaの子会社であるNokia Technologiesと締結したブランドライセンス契約に基づき、Nokiaブランドを冠した携帯端末を展開している。
HMD globalとNokiaの間に直接的な資本関係こそないが、HMD globalには多くのNokiaの元従業員が勤務するほか、Nokia Technologiesからは取締役が派遣されている。
また、HMD globalは台湾のFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)傘下で英領ケイマン諸島のFIH Mobile (富智康集団)と開発や製造で提携しており、Nokiaブランドを冠した携帯端末の開発や製造はFIH Mobileが担当する。
HMD globalとFIH Mobileは資本関係があり、FIH Mobileは間接的に所有する全額出資子会社でシンガポールのWonderful Starsを通じてHMD globalの株式を取得した。
FIH MobileによるHMD globalの発行済株式の持分比率は約7.92%となっている。
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