HTCが2018年10月の月間売上高を発表、8割減で厳しさ続く
- 2018年11月06日
- 海外携帯電話
台湾のHTC (宏達国際電子)は2018年11月6日付けで2018年10月の月間売上高を発表した。
2018年10月の月間売上高は前年同期比78.44%減、前月比4.08%増の13億700万台湾ドル(約48億1,794万円)となった。
前年同期比で8割近くの大幅な減収を記録し、依然として厳しい状況が続いている。
台湾証券取引所に上場した2002年3月以降の月間売上高としては、2003年5月と2018年9月に次いで3番目に低い水準である。
全盛期の2011年9月には月間売上高が453億8,800万台湾ドル(約1,673億1,188万円)に達したが、2018年10月の月間売上高はピークのわずか2.88%にとどまる。
2018年10月までの2018年の累計売上高は前年同期比60.11%減の209億1,500万台湾ドル(約770億9,809万円)となった。
業績の悪化は主に中核事業であるスマートフォンの販売不振が大きく影響している。
HTCはVR (仮想現実)も推進しているが、伸び悩んでいる模様である。
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