香港のHTHKHとHKTがiPhone向けeSIMサービスを開始、香港版はiPhone XSのみ対応
- 2018年11月10日
- Apple関連
香港特別行政区のHong Kong Telecommunications (HKT)およびHutchison Telecommunications Hong Kong Holdings (和記電訊香港控股：HTHKH)は米国のAppleが発売したスマートフォン「Apple iPhone XS」、「Apple iPhone XS Max」、「Apple iPhone XR」向けにeSIMサービスの提供を開始した。
中国本土版のApple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XR、香港特別行政区版とマカオ特別行政区版のApple iPhone XS MaxとApple iPhone XRを除いたApple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XRはiOS 12.1へのアップデートを適用するとeSIMを利用できる。
なお、eSIMは業界団体のGSM Association (GSMA)の標準規格であるリモートSIMプロビジョニング(RSP)に準拠している。
香港特別行政区で正規されるApple iPhone XSはeSIMに対応するが、Apple iPhone XS MaxおよびApple iPhone XRはeSIMに非対応のため注意しておきたい。
Hutchison Telecommunications Hong Kong HoldingsはThree (3)ブランドで移動体通信事業を展開しており、ローミング向けのプランでeSIMを利用できる。
既存の顧客が契約した回線をeSIMに移すことや、eSIMの回線を物理的なSIMカードに移すことは不可となっている。
Hong Kong Telecommunications (HKT)は子会社のClub Services (HKT)を通じてeSIMサービスを提供する。
Club Services (HKT)はClub eSIMとしてeSIMサービスを提供している。
Hong Kong Telecommunications (HKT)の子会社で移動体通信事業者(MNO)であるCSL Mobile (香港移動通訊)が展開するcsl.ブランドと1O1Oブランドの小売店でも取り扱う。
なお、Hutchison Telecommunications Hong Kong HoldingsおよびClub Services (HKT)でeSIMを利用する場合、発行したQRコードをスキャンしてプロファイルをeSIMに書き込める。
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