KDDIと沖縄セルラー電話がインドでVoLTEローミングを開始
- 2018年11月19日
- KDDI-総合
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は日本とインドの間でVoLTE (Voice over LTE)の提供を開始すると発表した。
VoLTEはLTEネットワーク上で音声通話を実現する技術で、高音質な音声通話、高速な発着信、音声通話中の高速なデータ通信などが期待できる。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneはインドの移動体通信事業者(MNO)であるReliance Jio Infocommと提携しており、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneの顧客はインドへ渡航時に国際ローミングでReliance Jio Infocommのネットワークを利用すると、日本とインドの間でau世界サービスのVoLTEを使える。
なお、VoLTEによる恩恵を受けるためには、発信側と着信側の両方がVoLTEを利用できる環境とする必要がある。
Reliance Jio Infocommはインド全土でLTEサービスを展開しており、LTEサービスの周波数はFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)、850MHz帯(Band 5)、TD-LTE方式の2.3GHz帯(Band 40)となる。
インドではテレコムサークルを単位として周波数の免許を発給しており、インドでは22のテレコムサークルに分けられているが、Band 3は22のうち20、Band 5は22のうち11のテレコムサークルに限られるため注意したい。
Band 40はすべてのテレコムサークルで利用できる。
これまでKDDIおよびOkinawa Cellularは韓国、インドネシア、米国、米領グアム、米自治領北マリアナ諸島でau世界サービスのVoLTEを提供している。
インドにおける国際ローミングでVoLTEを利用できる日本の移動体通信事業者はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが初となる。
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