Baicells JapanがsXGPに対応した専用スマホBaiPhone-Q8001を発表
- 2018年11月21日
- Android関連
Baicells JapanはsXGP(TD-LTE)/W-CDMA端末「BaiPhone-Q8001」を発表した。
sXGPに対応した専用のスマートフォンである。
OSにはAndroid 8.1 Oreo Versionを採用している。
チップセットは64bit対応のMediaTek MT6739を搭載する。
CPUはクアッドコアで動作周波数が1.5GHzとなっている。
ディスプレイは約5.72インチFHD+(720*1440)IPS液晶である。
カメラはリアに約800万画素CMOSイメージセンサと約30万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラ、フロントに約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はsXGP(TD-LTE) 1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I) MHzに対応している。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FFサイズ)のSIMカードスロットを搭載する。
Bluetooth 4.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n (2.4GHz and 5GHz Dual-Band)も利用できる。
システムメモリの容量は3GBで、内蔵ストレージの容量は32GBとなる。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックは脱着可能で、容量は3400mAhとなっている。
リアには指紋認証センサを搭載している。
カラーバリエーションはブラックの1色展開となる。
2018年末に予約の受け付けを開始し、2019年3月に発売する予定である。
希望小売価格は29,000円(税別)に設定されている。
なお、Baicells Japanは中国のBaicells Technologies (北京佰才邦技術)と日本のABITが設立した合弁会社で、出資比率はBaicells Technologiesが52%、ABITが48%となっている。
sXGPに対応した製品の開発の促進など、日本国内でsXGPの普及のために設立された。
また、sXGPは自営用の1.9GHz帯の周波数を利用し、TD-LTE方式をベースとした自営通信方式である。
自営内線電話やIoTの分野でsXGPの活用が期待されている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。