インドネシアのBOLT!が新規加入などを受付停止
- 2018年11月23日
- 海外携帯電話
インドネシアのFirst Mediaの子会社でインドネシアの移動体通信事業者(MNO)であるInternuxはBOLT!のサービスについて、新規加入などの受け付けを停止したことが分かった。
資金繰りに苦しむInternuxは周波数の利用料を滞納しており、インドネシアの政府機関で電気通信分野の規制を司る通信情報省(Kementerian Komunikasi dan Informatika:Kominfo)は周波数の利用料を納付しなければ、Internuxのライセンスを剥奪する方針を示している。
Internuxはブランド名をBOLT!としてTD-LTE方式によるサービスを提供しているが、仮にライセンスの剥奪となればBOLT!のサービスは閉鎖を余儀なくされる。
BOLT!のサービスは継続の見通しが不透明な状況となり、これを受けてInternuxはBOLT!のサービスにおいて新規加入、パッケージの購入、トップアップの受け付けを停止した。
SNSなどでは顧客からの質問に対して、新規加入、パッケージの購入、トップアップの受け付けを停止したと案内している。
新規加入、パッケージの購入、トップアップの手続きを再開する時期は未定である。
なお、Internuxはインドネシアで初めてLTEサービスを商用化した移動体通信事業者で、日本のMitsui & Co. (三井物産)も出資しており、出資比率はFirst Mediaが80%、Mitsui & Co.が20%となっている。
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