東京テレメッセージ、最後のポケベルサービスを2019年9月に終了
- 2018年12月03日
- その他モバイル端末
TOKYO TELEMESSAGE (東京テレメッセージ)は個人向け無線呼び出しサービスであるページャー(マジックメール)のサービスを終了すると発表した。
ページャーはポケットベルまたはその略称のポケベルとして親しまれ、1996年には契約件数が120万件を上回った。
しかし、携帯電話の音声通信や電子メールの普及などに伴い、ページャーの衰退は急速に進んだ。
平成初期に一世を風靡したページャーであるが、2018年時点の契約件数はすでに1,500件を下回ったという。
複数の事業者がページャーを提供していたが、そのほとんどがすでにページャーを終了しており、2017年4月6日以降はTOKYO TELEMESSAGEが日本で唯一のページャーを提供する事業者となっていた。
TOKYO TELEMESSAGEは東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県でページャーの提供を継続してきたが、利用者の大幅な減少などを踏まえて2019年9月30日をもってページャーの提供を終了することに決めたと案内している。
終了の対象となる無線呼び出し端末は東京都が03でで始まる呼び出し電話番号の端末、埼玉県が048で始まる呼び出し電話番号の端末、千葉県が043で始まる呼び出し電話番号の端末、神奈川県が044および045で始まる呼び出し電話番号の端末である。
TOKYO TELEMESSAGEは防災無線での活用などを想定した地方自治体向け情報配信サービスに注力するという。
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