ソフトバンクが5Gを活用したコネクテッドカーの検証環境を構築、3GPP準拠の機器を利用
- 2018年12月08日
- SoftBank-総合
SoftBankは第5世代移動通信システム(5G)を活用したコネクテッドカーの開発向け検証環境を世界で初めて構築し、商用化に向けた検証を2018年11月より開始したと発表した。
SoftBankとHonda Motor (本田技研工業)による5Gを活用したコネクテッドカー技術の共同研究の一環で実施する検証となる。
SoftBankはHonda R&D (本田技術研究所)が所有する北海道上川郡のテストコースに実験基地局を設置し、テストコース上に5Gネットワークを構築したという。
5Gは標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で策定された規格に準拠すると説明しており、3GPPで策定されたNR方式と考えられる。
5Gの通信機器はフィンランドのNokiaが開発した通信機器を利用している。
商用環境を想定したノンスタンドアローン(NSA)の標準仕様で構成された屋外における5Gネットワークの構築は日本で初めてとなる。
なお、ノンスタンドアローンはNR方式のうちLTE方式と連携するモードである。
SoftBankは5Gネットワークを通じて車両に搭載した実験用端末に映像を伝送する検証などを実施する計画という。
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